次世代型アスファルト防水工法
アスファルトを使った防水の歴史は古く、旧約聖書のノアの方舟にも登場するほど古来より用いられています。
現代におけるアスファルト防水工法は、溶融アスファルトとアスファルトシートを積層して防水層を構築しています。
最近では、従来のアスファルト防水工法での問題点である、アスファルト溶融時の匂いと煙を抑えた作業環境にも配慮したより洗練された「次世代型アスファルト防水工法」と呼ばれる、水密性・信頼性をアップしながら作業環境にも配慮された工法も生まれてきています。
次世代型アスファルト防水工法とは?
従来工法の熱工法とトーチ工法の利点を兼ね備えた、水密性と信頼性に優れた工法です。
メリット:溶融釜を使わないため、臭いや煙が生じずクリーンである。
デメリット:施工出来る業者が少ない。
※イズミハイクオリティーは多数の施工実績があります。
ルーフィングと呼ばれる不織布にアスファルトを含浸させたシート2〜4枚程度と、高温の釜で溶融したアスファルトを用いて、ルーフィングを複数積層し、防水層をつくる工法です。
メリット:隙間が生じにくいため防水層として信頼性が高く、寿命が長いおおよそ17年以上。
デメリット:溶融時に臭いや煙が発生して作業環境が悪い。
改質アスファルトを原料としたシートに粘着剤をコーティングし、剥離紙を剥がしながら下地に張り付ける工法です。
熱を使わずに防水層を形成するのが特徴です。
メリット:熱や火気を使わないので臭いや煙が発生せず、周辺環境や作業員に優しい。大掛かりな器具が不要。
デメリット:剥離紙の廃棄が必要。ローラーにしっかり圧力をかける必要がある。何層も積層する為、重くなる。